++えほんのこべや++

ココは、管理人が「これは!」と思った絵本をメモ程度にリストアップしたページです。
こうしておけば忘れ難かろう、という管理人の都合のみで出来たページです。
更新は完全不定期。(特に更新履歴にも載りません)
ずっとこのままという事も十分有り得ます。
そんな最高に自己満足的なページですが、
もしも貴方のお気に入りの絵本が見付かったなら、嬉しいです。

※タイトルの五十音順(2006年5月現在・計20冊)























NO. 1
DATE 051124
■「あらしのよるに」シリーズ(講談社)
木村裕一‖作 あべ弘士‖絵
オオカミのガブとヤギのメイ、ある「嵐の夜に」出逢った二匹の
禁断の友情を描いたシリーズ。細かな説明は不要かと。
2005年11月現在、「あらしのよるに」「あるはれたひに」
「くものきれまに」「きりのなかで」「どしゃぶりのひに」
「ふぶきのあした」「しろいやみのはてで(※特別編)」
「まんげつのよるに」が刊行中。
「ふぶきのあした」で終わっといた方が良かったかなと思うのは
私だけ…かもしれない。















NO. 2
DATE 051124
■「いいおかお」(アリス館)
さえぐさひろこ‖文
動物達が笑える表情をした瞬間をバッチリ捕らえた写真絵本。
初めて見た時は余りの面白さに吹いてしまった。
同シリーズ「ねんね」もアリ。

















NO. 3
DATE 051124
■「うそつきのつき」(文渓堂)
内田麟太郎‖作 荒井良二‖絵
このおじさんはわらいません。●●が、■■といっても。
この怒涛のダジャレ攻撃にどれだけ耐えられるだろうか。
私は「イタチがハタチ」の辺りで負けました。
読み聞かせの時、絶対に噛んではいけない絵本の一つ。

















NO. 4
DATE 051124
■「オオカミくんのホットケーキ」(評論社)
ジャン・フィアンリー‖作・絵 まつかわまゆみ‖訳
オオカミくんはほかほかのホットケーキが食べたくなった。
でもいじわるな御近所さん達は全然助けてくれない…。
何とかホットケーキが焼けた時、彼等は…?
衝撃のラストに貴方はきっと目を疑う。















NO. 5
DATE 051124
■「おれはなにわのライオンや」(文渓堂)
さねとうあきら‖文 長谷川知子‖絵
戦争中、大阪の動物園にいたとある元気なライオンのお話。
動物好きは読んではいけない。
ある意味読んだ事を後悔した絵本。

















NO. 6
DATE 051124
■「かようびのよる」(徳間書店)
デヴィッド・ウィーズナー‖作・絵 当麻ゆか‖訳
これは、ある火曜日の夜、アメリカで本当にあったお話です。
と言うと最後に「うそやー」とか「ありえなーい」とか
子供等に突っ込まれる事必至な絵本。(※私も突っ込んだ)
絵が割とリアルなので蛙が嫌いな子は泣いちゃうかも。

































NO. 7
DATE 051125
■「キツネとオオカミのおれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)
内田麟太郎‖作 降矢なな‖絵
キツネは「ともだちや」をはじめました。
一時間百円で友達になってあげるのです。
……でも友達って、買えるのかな?売れるのかな?(「ともだちや」)
職場の仲間内でプチブームを巻き起こしたシリーズ。大好き。
2005年11月現在「ともだちや」「ともだちくるかな」
「あしたもともだち」「ごめんねともだち」「ともだちひきとりや」
「ありがとうともだち」「あいつもともだち」刊行中。
「ともだちくるかな」「ごめんねともだち」が個人的にオススメ。
とても優しいのに悪ぶっちゃってるオオカミさん激ラブ。
そしてキツネくんは何処までも健気でいじらしい。
キツネくんの奇抜なファッションセンスにも注目(笑)。
お値段も税込1,050円でリーズナブル。絵本にしては安い。
友人のお誕生日や出産祝いで大活躍。
(別に偕成社の回し者ではナイ)



















NO. 8
DATE 051125
■「こぐまとニひきのまもの」(童心社)
西川おさむ‖作・絵
魔物のベロンとゴッシは、立派な魔物になる為に旅に出た。
立派な魔物になる為には悪行を重ねなければならない。
逆に情けをかけると、魔物は滅びてしまうのだ。
…ところが二匹は一匹のこぐまに出会い…
ラストの一文、一気に目頭が熱くなって非常にヤバかった。
大勢相手よりは一対一でじっくり読んであげたい。





















NO. 20
DATE 060512
■「こびとづかん」(長崎出版)
なばたとしたか‖さく
ある日「こびとの抜け殻」を見つけたぼくは、こびとを探しに
出かけました。
何じゃこのシュールな絵とストーリーは!
パグ犬がガルシアって!!!(カワイイvvv)
あっガルシア?ガルシア??ガルシア――――ッ!!???
じぃじも何気にゲテモノっぽいヨ!!!
ちょっと!何最後無理矢理イイ話に纏めてんの!!???
ツッコミ所満載。子供向けかと言われると微妙。読むべし。

















NO. 9
DATE 051125
■「ごんぎつね」(偕成社)
新美南吉‖作 黒井健‖絵
内容紹介などは最早野暮というもの。教科書にも載っている名作。
もう私にとっては軽くトラウマになっていると言っても良い。
絵本は沢山ありますが黒井さんの絵が好き。
「ごん、おまえだったのか」
何で撃ったんだよバカヤロ――――ッ!!!!!



!--★始まり-->


























NO. 10
DATE 051126
■「すずのへいたいさん」(小学館)
H.C.アンデルセン‖原作 角野栄子‖文 ささめやゆき‖絵
男の子が誕生日に貰ったのはすずで出来た、兵隊さんでした。
その中に、一本足の兵隊さんがいました。その兵隊さんは、紙で
出来た踊り子の人形に恋をしました…。
哀しいまでに美しく、崇高な愛の物語。
アンデルセン絵本の勉強会で選んだ絵本。長さが適度だったのだ。
(※アンデルセン童話は話が長くて読み聞かせ用に絵本を探そうと
思ったら意外と難しかった)
が、展開が余りに理不尽で、しんみり読んでて泣きそうになった…
因みに恥を一つ曝しますと、「すずのへいたい」の「すず」とは
「鈴」かと思っていました。が、「錫」(元素記号Sn)だったのです
ねえ。思い込みって怖いですねえ。(単に無知なだけ)

































NO. 11
DATE 051126
■「ティラノサウルス」シリーズ(ポプラ社)
宮西達也‖作・絵
暴れん坊のティラノサウルスはある日心優しいエラスモサウルスと
出会い、徐々に優しい心を持ち始めた。
友情で結ばれ始めた二匹だが、別れは突然やって来た…
(「きみはほんとうにステキだね」)
2005年11月現在、同シリーズとしては他に
「おまえうまそうだな」「おれはティラノサウルスだ」刊行中。
職場の先輩に勧められて読み、涙がぼろぼろ出て来て困ったのが
「きみは〜」である。第一印象は「『あらしのよるに』恐竜版」。
だが個人的には想い合うが故に別れる辺りが「あらしのよるに」
よりも切なく、泣ける。(「おまえ〜」「おれは〜」)
また一人「友達」を失ったティラノサウルスの心が、真に満たされる
時は来るのだろうか。
余談だが作者の宮西さん、主線をぺん●るの黒マジックを使って
いるという事を某番組で知り、勝手ながら親近感が湧いた(笑)。

























NO. 12
DATE 051126
■「バムとケロのさむいあさ」(文渓堂)
島田ゆか‖作・絵
とある寒い朝。お家の裏の池が凍っているから遊びに行こう。
出かけたバムとケロがそこで見たものは……!
大人気「バムとケロ」シリーズの一つ。
2005年11月現在、同シリーズは他に「バムとケロのにちようび」
「バムとケロのそらのたび」「バムとケロのおかいもの」刊行中。
因みに私は全部はまだ読んでいない。(待てよ)
注目すべきはアヒルのかいちゃんのアホっぷり。
更に傍若無人なケロに何処までも辛抱強いバム。
この方の絵本はまさに「玩具箱を引っくり返したような」という
表現がピッタリ。





























NO. 13
DATE 051126
■「ひとりぼっちのかいぶつと石のうさぎ」(徳間書店)
クリス・ウォーメル‖作・絵 吉上恭太‖訳
姿はとても醜く恐ろしいけれども、本当は心の優しい怪物がいた。
その姿故に怪物は皆から忌み嫌われた。寂しかった怪物は、
友達欲しさに石でうさぎを作った。石のうさぎは動かないけれど、
怪物はとても幸せだった……
確かに恐ろしい顔だがだんだん可愛く見えて来るのが不思議。
ラスト、怪物の住み処一帯が美しく生い茂るのはやはり「怪物の真
の心の美しさに天が心うたれたから」と考えるのが妥当なのだろう
が、「醜い存在である怪物がこの世から完全に消え去った事により
辺り一帯が浄化されたから」という考え方も出来ないだろうか。
(※自然物にも嫌われる怪物の姿が途中何度も描かれる)
だとすれば、これはとても残酷な物語と言える。
…穿ちすぎか?





















NO. 14
DATE 051126
■「100万回生きたねこ」(講談社)
佐野洋子‖作・絵
自分以外誰も愛さず、100万回死んで生き返って、を繰り返した猫。
しかし本当に愛する者に出会った時、猫はもう二度と生き返りま
せんでした……
これも今更解説するのも忍びないロングセラー絵本。
が、実際まともに読んだのは書店バイト時代だったと思う。
それまでの私の「絵本=子供が読むもの」という認識を改めさせて
くれた絵本。





























NO. 15
DATE 051126
■「魔法の夜」(講談社)
アルブレヒト・リスラー‖絵 
ドミニク・マルシャン‖原作 木本栄‖訳
寒いクリスマスの夜、名も無き一人の老人が、子犬と出会った。
パンを分け与え、話を語った老人に、子犬は自分が魔法使いである
事を告げる。お礼に願いを一つ叶えようという魔法使いに、
老人が願った事は……
フランスの歌手ドミニク・マルシャンが実話に基づき歌った歌が、
彼の死後、それを悼む人々により絵本となった、
という特異な経緯で出来た絵本。
寒い場面の筈なのに色鉛筆の繊細なタッチが暖かい。
老人の思いをまさしく全身で受け止めた魔法使いの決断にただただ
驚嘆。そしてその後じんわりと暖かさで胸が一杯になる。
切なさと幸福の不思議な一体感。

















NO. 19
DATE 060512
■「桃太郎」(ピエ・ブックス)
芥川龍之介‖著 寺門孝之‖画 
芥川龍之介大先生の「桃太郎」パロディ。
流石芥川大先生!何て、何て読後感が悪いんだ!!!
悪い桃太郎が平和主義の鬼達を殺戮しに向かいます。
うわあ猿が鬼の娘を陵辱してるよ?(ヤメロ)
決して子供に見せてはいけません。大人向け。





















NO. 16
DATE 051126
■「りんごがひとつ」(岩崎書店)
ふくだすぐる‖作・絵
りんごがひとつ おちていた みんな おなかをすかせているよ
あっ おさるがりんごをとったよ みんな おおあわて……
出だしはそんな感じだったかなと。真面目に練習したので(笑)。
絵本ならではの「間」の取り方に思わずくすりと笑ってしまう。
…しかしいずれにせよそんな大勢でりんごを分け合ったら
一人分てどのくらいだ?皆そんなに飢えてるのか?
…なんて大人の突っ込みはしてはいけない。(したけど)















NO. 17
DATE 051127
■「ワーニー、パリへ行く」(評論社)
フレッド・マルチェリーノ‖作・絵 せなあいこ‖訳
エジプトでお気楽に暮らしていた「おいら」…ワーニーは、ナポレオン
に捕まってパリへ連れて来られた。ワーニーはスターとなりもては
やされたが、その内飽きられて…?
そして驚愕のラストが貴方を待っている。(またそのパターンか)























NO. 18
DATE 051219
■「わにわにのおふろ」(福音館書店)
小川さち‖作 山口マオ‖絵
わにわにがおふろにはいります。…言ってみればただそれだけ。
下手に擬人化しておらず、あくまで「ワニ」なのが良い。
「じょろろーん」「ぐにっぐにっ」「ぐなっぐなっ」等の
擬音語、擬態語も楽しい。顔は怖いのにお茶目なわにわに。
凶悪な顔と仕種の可愛さのアンバランス。不思議な魅力。
特に「ぐにっぐにっ ぐなっぐなっ」のシーンのわにわには
とてもグロテスクで絵がリアルで怖くてしかし笑える。
…女の子は怖がるかも?(笑)
わにわにシリーズは他にもありますが、2005年12月現在、
単行本になっているのはまだこれだけ。






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