「賜りし絆へ」





輝ける春の日に 歌、歌い 舞を舞う

美しき衣(きぬ)纏い 時ゆえに落つるとも

咲き誇れ 花の君 あでやかなる御代に



物思う秋の夜に 頬に触れ 声運ぶ

幾度(いくたび)も 関を越え めぐりつつ 永久(とこしえ)に

冴えわたれ 月の君 瑠璃の天の宵に





FIN.






 みつばさんから、相互記念に頂いたものです。も、勿体無い……(汗)。みつばさん、どうも有り難うございました。
 で、曲が「賜りし絆へ」という事で、勿論サントラに合わせて聴いてみました。するとアラ不思議(というかそういう風にお作りなんですよね(笑)。)すんなりと歌う事が出来ました。皆様もお試しあれ。曲の旋律を考慮しつつこれだけのものが書けるみつばさんてやはりスゴイ方なのだな、と敬服致しております。
 みつばさん曰く、和風に「花鳥風月」を取り入れていらっしゃるとの事です。(順番は鳥花風月)ううむ。もしかして私が和風好きなのを考慮して下さったのでしょうか。なんて都合の良い解釈だったらスミマセン。古典が好きな私としては、「花の君」とか「月の君」とか、「〜の君」って呼び名に弱いです(笑)。何となく「花の君=蛍」「月の君=アレク」なんてイメージが湧いてしまいましたが、思いっきり個人的な解釈ですのでみつばさんお気になさらず。しかも曲はドラゴンキラー編だってば(笑)。でもって「関を越え」というのは……ウチのサイト名に引っ掛けておられますか?みつばさん………こ、これも単なる勘違いだったらスミマセーン(照)。
 そして最後に「瑠璃の天の宵に」と来ましたよ。瑠璃ですよ。もう松○聖子の歌だろうが正倉院の宝物だろうが小説のタイトルだろうが某中華料理屋のラーメンのセットメニューだろうが(←ローカルやっつうねん。)、「瑠璃」と名の付くものを目にするだけで口許がニヤけてしまう私は最早末期症状のようです。
 何だか随分勝手な解釈しちゃってますが、モチーフを取り入れつつ、詩的表現を交え、尚且つ曲に合わせる、という……いやはや、私にとっては離れワザですねこれは。詩を書く能力のない私としましては羨ましい限りです。みつばさん、本当に素晴らしい詩を有り難うございました!御感想は御本人様のサイトにてv BY文月。



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