あとがき―暁の子守唄―




あとがきです。
こんな所まで読んで下さっているあなたに大感謝です。



まあ、しかし何とした事でしょう。
前作(MAXIMUM)と比べて、この軟派な文体は。
しかし、ほのぼのタッチ(の、つもりで書いたんですが)がこれで打ち止めになる事は避けたいなあ、
と思います。



これを書いた動機は実に単純。
周囲に余りにケヴィン話が少ないという事、そしてケヴィン×シャル話はもっと少ない!
という訳でした。
言うなれば欲望の賜物。(笑)
そう、私ケヴィン×シャルです。(逆も可。)
同志よ集え!!
……話が逸れましたが、まあ、無いのなら
「よおし、なら自分で書いてやろうじゃないかい。」思ったのが始まりなのでした。
それから約一週間で本文完成。
私にしてはものすごく早いペースです、これ。



ストーリーについて。
私、ヒース×シャルが駄目なもんで。(好きな方御免なさい。)
でも私の考えるケヴィン×シャル(というかシャル×ケヴィンっぽいな……)は
せいぜいこの程度です。
手を握ったり、平気でおでこコッツンしたり。
特におでこコッツンは幼き時分に親がよくやってくれたんですよね。
熱を調べる時なんかに。
幼心にとても安心したのを覚えています。
今の子供達もやってもらってるんですかね。
……それでも書いてて結構どきどきした私は小心者。
で、カップリングを目指したつもりが、
終わってみたらケヴィンが何だか皆に愛されてる話に成り下がっていました(笑)。
後、実は最後のシーンの二人を、遠巻きに四人が眺めていて、
「ケヴィンもあんな顔するんだなー。」とかなんとか感想を述べ合う場面も
予定してたんですが、無くてもキリがいいやと思ったのでカットしました。



キャラについて。
六人旅に挑戦してみましたが……やっぱり三人に抑えとくのが無難だったかも。
気を抜くとデュランとホークのどっちが喋ってんのか区別つかなくなっちゃうし。
しかしホークは便利です。
実に動かし易い。
お陰で主役二人の次に目立っている……(笑)何て自己主張の強い奴。
彼はもう私の中ではドラ○もんです。
つまり、何でもアリって事で。
それにしてもホークって、もっとクールだと思うんですが……
ま、次回はクールにキメて貰いましょう。
(↑こうして出来たのが「Persona」)
こやつの所為で他の三人がすんごく影薄いですね……。
何とか立たせようとしたんですが。

シャルロット。何が苦労したって、「でち言葉」。
難しい。自分でやってみてよっく分かりました。
何かシャルっぽくないかもしれませんが、全ては駄文の所為。
シャルの台詞は、ある程度自分で法則を作って書いてました。
後、本当なら平仮名オンリーにすべきなんでしょうが、
余りに読みにくくなるので勝手にカタカナ入れちまいました。
ウチのシャルは「恋に恋するおマセさん」的イメージ。
だからヒースとのカップリングはどーも、ピンとこなくて。
ま、この時点ではヒースの事も大好き、ケヴィンの事も大好き、それでいいんです。
ホークが二人をからかう場面がありますが、
この話はあれが書きたかったばかりに作ったようなモンです。

ケヴィン。一応主役なんですけど。
他の方達が仰ってるように、動かしにくいといえば動かしにくいですね。
もともと彼は無口だから。かと言って下手に喋らせると「らしくない」し。
結論。ケヴィンを喋らせる為には、他のキャラと隔離すべし。(当たり前?)
それから、私がケヴィンを語る際は、どうやら「母への慕情」が欠かせないらしい(笑)。
個人的にケヴィンの金髪はお母さん譲り希望。
獣人王は黒髪か銀髪がいいな。



勢いで書いた故に反省点の多い話です。
結局何なんだ?という感じ。
分かったような分からん話になって、御免ねケヴィン。
では、この辺で。
お付き合い下さいまして、有り難うございました。





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