あとがき―MAXIMUM―




あとがきです。こんな所まで読んで下さっているあなたに大感謝致します。
では、徒然に。



「MAXIMUM」は、「3」を何度かプレイした後、一番初めに思い付いた話でした。
そして、結果的に約三年間かかって出来上がったモノです。
我ながらマイペースも甚だしいといった所です。
「3」で初めて考えた話がコレだというあたり、相当自分ケヴィン愛してます。
色気は無いわ、話は暗いわ、変なオリキャラは居るわで(こう言ったら友人に手紙で怒られた。)
あんまり一般向けじゃないというか、マイナー………な話、ですよね。
いや、ケヴィンファン以外はそうそう読まないでしょ、こんなの。



さて自分の中でも珍しいかもしれない家族モノ。
そもそものきっかけは、ゲームの中で、
ケヴィンが余りに堂々とビーストキングダムを闊歩している、と思った事でした。
獣人達は人間憎んでる筈なのに、ゲーム中では割とあっさりケヴィンに接してますよね。
そこで思いました。――――これは違うだろ、と。
そういう関係になっていたらいたで、その間には何かあったに違いない、あったとすれば何だろう。
その疑問を自分なりに解決しようとした結果がコレです。



キャラについて。
まずこの話を作る際、目標としたのが、「オリキャラを出そう!」という事でした。
ケヴィンと獣人王を繋ぐパイプ役というのが必要だと思った訳です。
(だってあの親子、放っておいたら黙々と座してそうだし。)
役割上、とってもベタな設定になってしまいましたが、彼は実によく動いてくれたと思います。
何だか一番目立ってないか?
ケヴィン食っちゃいかんよ、キミ(笑)。
分かる方にはもうバレバレだと思いますが、そうです。
名前の由来は某有名RPGシリーズに出て来る国の名前。(※「回顧」で語ってます。)
語感が何だか好きだったので。
彼のテーマ曲は自分の中では勿論そのゲームサントラ所収の「スメリア」という曲。
何だか気高い感じの、いい曲です。
で、一応イメージとしては
「宮廷魔術師・男」(ロマサガ2)と「サーレント」(ルドラ)と
「リュミエール」(アンジェシリーズ)を足して三で割ったような感じです。(どんな感じだ)
ま、まあ……彼につきましては御自由に想像して下さい。ケヴィンのお母さんも。



この話書き終わってから気付いた事。
ケ、ケヴィンって……デュランよりも身長低いんですね……(汗)。
私、書く前ならともかく、書いてる途中はまず資料見ないんですよ。(見ろよ!!)
書き終わってから気が付いて、しまった、と思った時には最早書き直す気力無し。
という訳で、このまま突っ走ります。
他にも突っ込みたい所多々あると思いますが、
其処はどうか黙殺して下さると有り難いです。(サイテーだな、おい!)



ではこの辺で。
此処まで読んで下さった方々、
並びにこんなモノ(他二本)を拾い上げて下さったラビさんに感謝です。
どうも有り難うございました。





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