あとがき―君の空―
毎度のあとがきです。こんな所まで見て下さっている方々、感謝感激です。
今回は自作小説としては約一年ぶり、聖剣3小説としては約一年半ぶりの更新という事で。
毎回言ってるような気がしますが遅くてスミマセン。
構想自体は恐ろしい事にサイト開設前からありました。(やぁ驚きだ)
執筆期間は考えると恐ろしい事になるので遡るの止めます。
今作の私的サブタイトルは「私がケヴィシャルな理由」。(何じゃそりゃあ)
さて今回。当初の構想自体は至極単純なモノでした。
即ち、
「戦闘中に仲間からはぐれたシャルロットがウィザード系の敵に
ボディチェンジかけられて、それをケヴィンが見破ってめでたしめでたし」
………うっわあベタすぎて笑えるー。(………)
それが何時の間にか、色々な理由付けをする内にどんどん肉付けされていきまして。
肉付けどころか肥満状態ですね。
シャルロットに魔法をかけるのがモンスターじゃなくて謎のオババになった時点で
何だか雲行きが怪しくなり、結果的にまたしてもほのぼのに玉砕したような話になりました。
ネタは小出しにすれば良いものを、毎度の事ながら詰め込めるだけ詰め込んでしまったので
結局自分で自分の首を締めています。さあ次はどうする気だ管理人。
話の時間軸としては、六人旅で「暁の子守唄」よりも後でしょうか。
今回シャルロットにスポットを当てるつもりでしたが結局はケヴィンか、みたいな。
反省点の一つですが、話の中心がシャルなんだかケヴィンなんだか
どっち着かずで、中途半端な感じになってしまいました。
シャルロットもケヴィンも、ココロの問題はこのお話の中で全て解決した訳ではありませんが、
(ケヴィンは何やら色々と誤解したままですしね・笑)
少なくともシャルロットは、自分の血を卑下するような考えを改めたという事で。
今回成長したのはシャルロットの方かと。そう考えればシャルが主役ですかね。
というか妄想ですね(笑)。管理人の手にかかればシャルロットもこんなにウジウジしちゃうんですね。
その辺りは御了承下さい。我が家のシャルです(笑)。そして我が家のリースです。(どさくさ)
反省点そのニは、ケヴィンの「架け橋」云々という所です。
私としては、小説はなるべく単独で楽しめるものにしたいので、
出来るだけ他の小説と内容がリンクするような記述はしないように心掛けているのですが、
今回はどうしても……あの辺り、他にいい表現が見付からず、踏み切りました。
ですが、「ケヴィンに『獣人と人間の架け橋になれ』と言った人」を、
「MAXIMUM」のスメリアとお考えになるかどうかは御自由です。
というのは、「MAXIMUM」のケヴィンはホークアイ、リースとの三人パーティなので、
六人旅(で、聖剣の勇者がデュラン)のこのお話と、その辺り矛盾が生じてしまうのです。
でも私の中で、ケヴィンというキャラの裏設定として、
そういう事を言った人がいた、というのがあるので、敢えてそのままにしました。
何だか良く分からない事を書いてスミマセン。
要は、御覧になる方の解釈にお任せ致します、という事で…。
ライラというキャラについて。
当初はオリキャラ出す予定はなかったのですが、
先述の通り、モンスターが謎のばーさんになり、そして実はエルフだったという事に決った時、
やはり名前がないと不便だという事で適当に名前付けました。
適当、というと言葉悪く聞こえてしまうかもしれませんが、
何となくイメージで「ライラ」という名前がパッと浮かんだというだけの事です。
言葉の持つイメージって、あるじゃないですか。
それ以上の深い意味はなかったりします。
全体的なイメージは実は「ZZ」最終回のハマーン様。(言っちゃったよ)
「帰って来て良かったよ。いい子達に会えて」みたいな。(分かんない話でスミマセン…)
シャルロットの悩みを根本的に解決するのに相応しいのは、
やはりエルフの女性かな…と思ったので。
ああいう問題について、他の誰が何を言っても、
その場限りの気休めにしかならないような、そんな気がしたのです。
結果、まあよく導いてくれたかな、と思います(笑)。
以後も彼女は住処を変えつつ、エルフと人間を見守って行くのでしょう。
こんなに長くなってしまったのはひとえに、六人もいたからなのですよ!!
やはり収拾がつかなくなってしまいました。
皆自己主張が激しくて、勝手にどんどん動き出してしまって、要らん事まで書いてしまうんですよね。
お陰様で色々楽しみました。カップリングシャッフルかけてみたり。
基本的には何時もの如くデュラン×アンジェラ、ケヴィン×シャル、ホークVSリースという事で。(間違い探しが)
以前ウチのホークリを「VS」と表現して下さった方がいらっしゃいまして。
これ以上的確な表現ないですね。「×」じゃなくて「VS」ですねウチは(笑)。
一寸語らせて頂きますと、私的設定では、
冒険中の時点で自分の気持ちに自覚があるのはホークとリースだけです。(VSのくせに)(言うなって)
まずケヴィンとシャルは問題外。(アラー?)
デュランはひたすらボケをぶっ放していますし。
というかボケすぎですね。ファンの方スミマセン。
カッコイイ(当社比)デュランを御覧になりたい方は拙作「STAYN' ALIVE」をドウゾ。
……出番少ないですが。(CMたあいい度胸だ)
アンジェラもじゃじゃ馬ぶりを発揮しているという事で。
でもこの二人の関係が私の中では一番理想です。憧れです。
普段喧嘩ばっかりしていてもイザとなれば息はピッタリ、みたいな。
自覚が出れば(冒険後でしょうが)まとまるの早いと思います。この二人なら。
逆にホークとリースが一番遅いと思います。
ケヴィンとシャルはしぜーんな流れで行ってしまいそうな気が。(希望ですけど)
でも冒険中に強いて告白させるならいずれも女性陣からだと。
デュラン「はあ?コクハク???……何で俺がんな事しなきゃなんねえんだよ」(ニブチンだから)
ケヴィン「コクハクって何だ?うまいのか?」(悟●かい)
ホークアイ「おいおい止してくれよー。俺ってばシャイな人間なんだぜー?」(嘘吐け)
……野郎共はそんな感じだから。冒険後なら分かりませんけどね(笑)。
ってまた要らん事を書いてしまったですねハイ。
そして今回もう一つ。
実はこのお話を執筆中、偶然ですが、ネタの被る人様の小説を拝読してしまいました(笑)。
流石にその時は真っ青になりましたが、
途中まで書いたものを今更ボツにするのは忍びないという事、
私自身、そのネタを使った場面が気に入っているという事、
そして何よりも、二次創作というジャンルを扱う以上、
ネタが被るというのはいずれあって然るべき事だと判断した事、
以上の考えに基づき、敢えてUPに踏み切りました。
問題は素材を、どう扱うかだと思います。
扱い方に、私らしさが出ていれば…と、思います。
私も、その方も、お互いを模倣した訳では断じてありませんので、
その点だけは御了承願います。
これであと個人エピソードがないのはデュランだけとなりました。
「場面」としては浮かんでいるものはあるのですが、
断片的すぎてお話にはなりません。
いずれそれが形になるのかどうかは、本当に神のみぞ知る、という事で…。
あと、「木を聞かせる」の元ネタがお分かりになった方は
かなり年季の入ったWJ読者様ですね、という事を申し上げておきましょう。
……どうっしても使いたかったんですゴメンナサイ(笑)。印象に残ってまして。
最後に読み返してみて突っ込んでおきたくなった事。
お母さん以外の女の人の肖像画を獣人王が飾っていたら、
……それはそれで問題だと思うぞ、ケヴィン。
オチた所で(オチたんかい)そろそろ締めます。長かったですね。
長い話を読んで下さった方、どうも有り難うございました。
そして、こんなに遅筆な管理人を励まし続けて下さった方々に、
厚く御礼申し上げます。有り難うございました。
そしてリース苛めてゴメンナサイ。(………)
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