あとがき―winter fall―
あとがきです。こんな所まで読んで下さっている方々、有り難うございます。
今回は自分的には念願の瑠璃真珠。
好きだ好きだと言いながら(寧ろ愛してます←言っとれ)書いてなかった瑠璃真珠。
ゲーム本編後、少し進展した瑠璃真珠という事で(但し進展速度亀並)、
苦手なほのぼのテイストでお送りしました。私にしては珍しく甘めです。
推敲の為に読み返す度、爆笑してました。ガラじゃなーい。(どんがらがっしゃん←卓袱台)
まずそもそものネタから。ネタはまたしてもなりチャだったりします。
現時点(2001年12月)で、一年程前でしょうか。
私が演じていた瑠璃の為に、、マフラーをくれると約束してくれた愛しい真珠姫がいました(笑)。
それをヒントに話(妄想とも言う)を膨らませてこうなりました。
なので辛うじてなりチャの原型を留めている(一寸だけ)のは最初の方だけです。
という事で今回は構想一年、実際の作成期間は約一ヶ月強、といった所です。
真珠ちゃーん見てますかー。(ぶんぶん←一応手を振ってみる)
御覧になった皆さんが必ず思うであろう事。瑠璃君奥手ですね(笑)。
我が家の瑠璃君はあんな感じです。どうしようもなく奥手なシャイなあんちくしょうです。
でもやるときゃやるでしょう。今後の彼に幸あれ(何が)。
真珠姫があんな感じなので思わず見守ってしまうという感じです。
キスがどうのとあれだけ騒いだ割には見事に何にもしてないですしね。
瑠璃と真珠というのは自分的にはあの距離感が大切なのであって、
そう簡単にキスとかさせませんよ。(また悪い病気が)
まあ涼月と亜夜のようなツーカーの仲というのも悪くはないのですが。
ともかく、「もし私が瑠璃君の姫じゃなかったら〜」とか、「俺の姫はお前だけだ」とか、
あれが現時点での彼等の精一杯の告白(?)だろうなと思って書きました。
「ずっと、一緒にいよう」。結局あの二人は、この言葉に集約されてしまいます。
さて私の拙い文章故に、作中ではなくあとがきでフォローしなければならない事があります。
上記の「俺の姫はお前だけだ」発言について。
この台詞に対して、「じゃあパールはどうでも良いのか」という突込みをされた方、
恐らく……というか絶対いらっしゃるのではないかと思います。
言い訳がましいですが、瑠璃君は「パールの方はどうだって良い」なんて決して思ってません。
ゲーム本編でも「守ってみせるよ、お前も、パールも」と言っていました。
瑠璃というキャラを愛する者として、それを嘘には出来ません。パールだって大切なんです。
なので、あの台詞はですね、上手く説明出来ないのですが(スミマセン…)、
「貴方もひっくるめて、響子さんをもらいます」と惣一郎さんの墓前に報告した
五代君のようなものだと思って頂けたらと。って何の話ですかこれは。
(↑「めぞん一刻」参照)(しかもパールは惣一郎さんかい)
あ、それから瑠璃君がフルート持ってるのは私が勝手に作った設定です。
ゲーム中ではんなモノ装備してません確か。でも現実的に考えれば要るだろ、と(笑)。
一寸名前が出て来ましたが女主人公について。ついに登場しました。
キャラがどうしても固まらずに、些か見切り発車となった感がある彼女ですが、
書いていく内に動いて来た感じです。
涼月がふわふわっとした感じがあるキャラなので、逆に亜夜は一寸クールな感じになりました。
名前はまたもやHNからの連想(文月→文→あや→亜夜)で、
漢字変換も思いつきだったのですが、考えてみると良い感じかも、と。
「月」の光と「夜」の闇のように、互いが互いによって輝くような、活かせるような、
そんな二人であって欲しいと思います。…一寸親馬鹿入りましたねスミマセン。
当初は何とか亜夜に具体的な設定を付けようかとも思ったのですが、
まあ謎は謎のままにしておいた方が良い事もあるかな、と。
(単に思い付かなかったとも言う)
涼月にしろ亜夜にしろ、ミステリアスな雰囲気を残したかったのです。
「LOM」というゲームの中で、最も得体の知れないのは主人公だと思うのは私だけでしょうか(笑)。
今回もどんどん長くなりまして、「MAXIMUM」に迫る勢いでした。
こ、こんなに長くなる筈じゃなかったのに。
涼月&瑠璃、涼月&亜夜の会話が楽しすぎてついつい流れを忘れてしまう事が(それ駄目)。
書いてて気付いたのですが、普段は「涼月=ボケ(しかも天然)、瑠璃=ツッコミ」なのですが、
真珠姫に関する話題になると、立場が逆転するようです。
あと最後の瑠璃と真珠の会話シーンだけで全体の約三分の一は占めてるんですよね……。
もどかしすぎてなかなか話が進みませんでした……。
最初、軽いノリで始まった割には最後しんみりしてしまったり。
途中も一寸暗くなったりして、……また色々詰め込みすぎた感もあり。
やっぱりほのぼのって難しいです(笑)。
あ、でも今回は誰も泣いてませんね!!よっしゃ。
……しかし色んな意味で心で泣いてるキャラはいるかも(色んな意味で……)。
ラストはラルクの「winter fall」を聴きながら書きました。
そうですタイトルはそのまんまなんですスミマセンッ。イメージソングですから。
今回は見事にカップリングものなので、恥ずかしいですねやはり。
気を付けたつもりですが……只のバカップルになってないでしょうか……?(汗)
(ギャグなら良いんですがシリアスだとマズイだろと自分的には思うので)
と御伺いを立てまして。この辺で締めます。
此処までお付き合い下さった方々へ。どうも有り難うございました。
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