あとがき―ユメノ、マタユメ。―




あとがきです。こんな所まで読んで下さっているあなたに大感謝です。
初めて書いたLOM小説がこれかい!!ってな感じですが。
今回は構想期間約三ヶ月、作成期間約一ヶ月。
まあまあ普通かと思います。(普通か?)



こんなシロモノを書く事になったそもそものきっかけは、なりチャだったりします。
正直、当初アレク×蛍にはそれ程ハマってなかったんですが、
(アレクがあんなんだから、「性別を越えた強い結び付き」くらいに思っていた。)
なりチャで二人のやり取りを見てる内にどうやらどっぷりとハマってしまったようです。
とはいっても、当事者ではなく、瑠璃君や男主で主に傍観してるだけでしたが。
で、これ以上の妄想の暴走を(あ、韻を踏んでる。←阿呆)を抑え、
オトシマエをつけるべく、この話は書かれた次第であります。

そういう訳で、アレクと蛍に関しては一般の認識よりもなりチャでのイメージが強く、
この話も「アレクの本体は男」という設定に基づいて書いてある事を御了承下さい。
(でないととんでもない事になります………(汗)。)
あ、でもなりチャはあくまでヒントになったという意味で、なりチャで実際に
これをやった訳ではありませんので、念の為。(出来るかッ!!)



さて、これを書くにあたって、一つ目標とした事があります。
それは、一度
「逃げ出さずにじっくりラブシーンを書いてみよう」というものでした。
いやもうこういうのは本当に苦手で。
それこそ何度も気を失いそうになりながら、気分はもう碇シンジ。(逃げちゃ駄目だ!!)
そんな目標が大本にある為、この話はストーリー性よりもラブ度重視となっております。
だってストーリー的に見ると……結局何の解決にもなってないでしょう。
敢えて言うならば、お互い両想いだって確信出来たから、これで少しは楽になるね、という程度。
(うわ、いい加減だ。)
全体的にアダルティーな雰囲気(?)になってしまったのは鈴木雅之を聞きながら書いた所為かと。
結構激しいですからね、あの方の歌。
この話のイメージになったのは、まあタイトルがアレでありながら、実は別の曲だったりします。

小雨降る夜 僕を見送れば 今 美しく笑う
目線逸らして「今度いつ会えるの」 そう聞く夜は 裏切りさえ香り立つ

囁いた 言葉 交じり合い 命ふたつ溶け合って
覚えてる 君と見た月も 星空も 夜明けも

(鈴木雅之「そばにいて」:「She・See・Sea」収録)

歌詞の一節ですが、これが全てを決めたと言えるでしょう、今回。
(え?渋すぎ?……いいんですよ、言われ慣れてますから……。)



なりチャで自分が使った台詞が随所に散らばってますので分かる方にはバレますね。
こんなモノを書く刺激になってくれた、なりチャで出会ったキャラ達よ有り難う。
そして、台詞をアレンジしてこの話に使う事を(ほんの二言くらいですが)
快く了承して下さった方々、心より御礼申し上げます。
では、純粋な恋愛モノがこれで打ち止めにならない事を願いつつ(笑)。
お付き合い下さいまして、有り難うございました。





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